女子会やデートに最適! ビアガーデン”江の島ビアテラス”飲み放題レポート

連休のない6月は蒸し暑く疲れが溜まりやすいですよね。暑気払いと疲れを癒すため、と言い訳をして、湘南の海を眺めながら優雅に飲めるビアガーデンを探したところ、発見しました。

オーシャンビューのビアガーデンである「江の島ビアテラス」です!2019年4月20日にグランドオープンしたばかりとあって、知る人ぞ知るかなりの穴場みたいですよ。

観光地としても名高い江の島ですが、江の島ビアテラスは、「江の島アイランドスパ」(通称えのすぱ)の屋外ウッドデッキにあり、湘南の海から富士山や綺麗すぎるサンセットが見られるという最高のロケーションとのことで、かなり期待が高まりますね。

せっかくなので、江の島ビアテラスを満喫すべく、わざわざ友人と二人で有休をとり、早速平日にお邪魔して飲んできました!是非、参考にしてみてくださいね。


1.江の島ビアテラスのアクセス

弁天橋からみたえのすぱ

江の島ビアテラスまでは、小田急江の島線片瀬江の島駅からが一番近く、竜宮城のような門のある改札をくぐって、正面の江の島弁天橋を渡って徒歩10分の距離にあります。江の島電鉄江の島駅、湘南モノレール江の島駅からは徒歩14分です。

ちょうど江の島の入口の右手側にあり、江の島灯台をバックにした大きな洋館のような建物である江の島アイランドスパことえのすぱの手前が江の島ビアテラスです。
段々近づいていくと、湘南の海に面した眺望だとわかってテンションがあがりました!

えのすぱ建物

ちなみにえのすぱは、江の島唯一の天然温泉&リゾートスパ施設で、あえて江の島観光はせず、えのすぱでプールや温泉でゆったり癒される人も多いようです。

江の島ビアテラスはえのすぱの敷地内ではありますが、施設利用料の必要はなく江の島ビアテラスだけでも利用できるので、江の島観光帰りにぶらっと寄ることもできますよ。

テラス内に貼られたロープ

ただし、よそで購入した飲食物を持ち込んでテラス部分だけを勝手に利用したりは出来ません。厳重にロープで利用者以外はテラス内に入れない様になっています。

2.江の島ビアテラスの開催期間

飲み放題説明看板

江の島ビアテラスの開催期間は無休であり、10月31日までです(2019年度)。
ただし、9月21日土曜~23日月曜の3日間はハワイアンフェスティバルのためお休みなのと、屋外なので雨天や荒天の場合も中止になります。

営業時間は土日祝が12:00~20:00ですが、平日は16:00~20:00と夕方からなので注意が必要です(どちらもラストオーダー は18:30)。

私と友人は有休をとって平日に行ったので、昼飲みは出来なかったものの、水着を持ってきて館内のプールエリアと温泉を16時過ぎまで満喫しました。温泉後の最高のビールを飲むための準備はばっちりです!

3.飲み放題の料金プラン

受付カウンター

江の島ビアテラスでは、90分2500円の通常の飲み放題プランか、90分5000円のラグジュアリープラン、もしくは60分のワンドリンクプランから選べます。

ラグジュアリープランというのは、2名からのウェルカムオードブルとスパークリングワインメニューに飲み放題がついたもので、ソファ席を使うことができるちょっと上の贅沢プランだそうです。

ワンドリンク説明看板

ワンドリンクプランは、アルコール3種が各800円、ソフトドリンクは各500円です。

受付カウンターに行くと、受付係の方にどれにするか聞かれますので、私たちはもちろん「通常飲み放題で!」とお願いしました。

飲み放題で90分は正直短い気もするのですが、ビアガーデンの平均は120分4000円だそうなので、2500円は飲み放題としてはかなりお得ですよ。

3-1.フードは別料金

フードメニュー

フードについては食べ放題ではありませんので、別途注文が必要です。席で注文するのではなく、受付カウンターでドリンクとともにフードを頼む必要がありますが、フードの注文は必須ではありません。

通常の飲み放題の欠点として、

・あまり飲めない人でも高い料金を払わないといけない。
・飲みだけでもいいのに、食べ放題までついてくる。
・食べ放題の内容が決まっていて、好きなものが食べられない。

というものがありますが、この方式なら全て解決するので便利ですね!

おつまみは全て500円です。
写真入りの看板があり、フード内容もわかりやすかったのですが、種類は8種類と少なめでした。

ただし、看板にない種類のフードも受付カウンター上のメニュー表に記載されており、看板にも「仕入れ状況により、食材の変更およびメニューを提供できない場合がございます。あらかじめご了承ください」とあるので、その日によって看板のメニュー内容は変わるのかもしれません。

寿司の写真

ビアテラス限定メニューとして散らし寿司やおまかせ寿司もあるというのは、なかなかビアガーデンとしては珍しいメニューなので面白かったです。

しらすとえびの天ぷら写真

ちなみに、しらすとえびの江の島てんぷらだけは、えのすぱの別館1F「いも吉館」で販売しているものを持ち込みができるというものでした。

また嬉しいことに、今ならクーポンを使うと、飲み放題の方限定でおつまみ1品が無料になります!

今回は2人なので2品頂けることになりました(2019年6月時点でクーポンのは有効期限6月30日)。
このおつまみの内容については係の人から「他に注文されたおつまみと、仕入れ状況を見て作りますね」とのことでこちらから指定はできませんでした。

食べログ「江の島ビアテラス」クーポンページ

4.セルフ飲み放題の形式

飲み放題入口

席が決まったあとは、係の人にセルフ飲み放題の場所に案内されます。場所はえのすぱの入口と建物の間にあるのですが、正直ちょっとだけ遠いですね。
飲み物を運ぶ時段差もありますし、お盆を借りるといいと思います。

係の人からも「席から少し遠いので、一度に2~3杯作って頂くと時間がかからないのでおすすめします」とのこと。ただ、ドリンクは作り置きだとどうしてもぬるくなるので、冷たいものが飲みたいとなると迷うところでした。

とりあえず、冷たいビールで乾杯したかったので、1杯だけ作りまずは席で乾杯を!

プレミアムモルツ

生ビールはプレミアムモルツで、ビール専用機械で簡単に作れます。泡もクリーミーでとても美味しそう。実際にキンキンに冷えていて最高でした!

ワイン樽やサワー作成場所

「各種サワー」コーナー

ちなみにセルフ飲み放題ということで、ビール、レモンサワーやハイボール、ワイン以外のカクテル類は自分で好きなように作れます。

4-1.ノンアルコールにも対応

ドリンクバーゾーン

ビアガーデンとは言え、アルコールが得意じゃない方も男女問わずいますよね。

飲み放題の売りとして、アルコールの種類の豊富さで売るところはたくさんありますが、ソフトドリンクはウーロン茶やジュースばかりなところも多く、飲まない人にとってテンションが下がってしまいます。

ノンアルコールメニュー

その一方で、江の島ビアテラスはノンアルコールメニューも豊富です。

実際は普通のドリンクバーマシンを使っているのですが、江の島ビアテラスでは湘南関連の名前をつけた「オリジナルカクテル」を提案しています。ビアテラスの雰囲気を壊さない様にした嬉しい気配りですね!

江ノ島サンセット

「江の島サンセット」や「湘南コーラ」という名前のノンアルコールカクテルなら記念にもなります。

5.フードレポート

ビールとおつまみ全て

席にビールを持ち替えると、すぐにおつまみがずらりと一度に運ばれて来ました。ガーリックシュリンプとタコのから揚げがクーポンの無料おつまみです。

無料ということもあり、サイズが小さいものを想定していたのですが、通常メニューと変わらないサイズだったので、かなり得した気分です。

枝豆など3品

えだまめ、もちもちポテトもち、かりかりワッフルポテトの3品は自分たちで頼みました。各500円なので合計で1500円、二人で割れば750円です。

飲み放題にプラスすると、合計でひとり3250円になりました。無料のおつまみ2品もあるので、フードもかなり豪華といえるのではないでしょうか。

ガーリックシュリンプ

特に美味しかったのが、ガーリックシュリンプです。ドーン!と大き目の海老が8尾も皿にのっていまいた。

レモンをぎゅぎゅっとしぼりかけて食べてみると、カリカリさくっと海老の触感も良く、ガーリックの味がしっかりして病みつきになりました。

作りたてのため、キンキンのビールに合い、温泉でほてった体に染み込みます!

ポテトもち

友人のお気に入りはポテトもちだそうで、中のおもちがふんわりと柔らかいうえほのかに甘く、外のカリカリとの対比が面白く優しい味でした。

6.ビアテラスの景色

夕日が沈む海

お気づきかと思いますが、江の島ビアテラスの一番の売りが、オーシャンビューで湘南の海を見られるロケーションです。

私たちが受付をしたのは17時30分頃だったのですが、ちょうど夕暮れにさしかかるところでサンセットを綺麗に見ることができました。

夕日が沈む海

潮風が鼻をくすぐる中、目の前の弁天橋から行き交う人々の様子を見ながら美味しいビールを飲むのは本当に最高でした!

夕暮れ時の海

7.他店のビアガーデンとの比較

BBQ画像

江ノ島周辺のビアガーデンは、圧倒的に海の家での手ぶらBBQ形式が多く、価格も飲み放題をつけて平均5000円ほどと、あまり安くはありません。

例えば、湘南の海で遊んで、夏を感じながら大人数でワイワイと盛り上がるのには最高なのでしょうけれど、女子二人でそこまで飲まないのに慣れないBBQは辛いですよね。

正直言えば、日焼けも怖いですし、周りも騒がしく、常に手も動かさなければいけないのでゆっくりとした会話もままなりません。

ビール2つと席

一方、江ノ島ビアテラスの方は、簡単に言うと「チョイ飲み」に近い感じなんです。
飲み放題は90分間、フードは個別、ラストオーダーは18時と、滞在時間が短く設定されているので、江の島観光帰りやえのすぱチェックアウト後に軽く飲むことを想定しているようですね。

えのすぱ敷地内のウッドデッキということで、ビアテラス目的の人以外は入れない大人の空間ですし、少人数で落ち着いて飲むことが出来ます。

周りを見渡しても大人数の方はおらず、多くても4~5名の団体でした。二人連れのカップルや女性グループが多かったです。私たちが座った席も二人席ですし、デートで使ってくれと言わんばかりです。

ソファ席

ラグジュアリープラン用の席もありましたが、ゆったりと使えるソファ席で、周りを気にしない距離でゆったりと落ち着ける感じだなと思いました。

8.江の島ビアテラスの基本情報

施設名:江の島アイランドスパ(江の島ビアテラス)
住所:江の島アイランドスパ 1F屋外ドラゴン広場 神奈川県藤沢市江の島2-1-6
連絡先:0466-29-0688(えのすぱ代表)「江の島ビアテラス」
ビアガーデン内容:ドリンク2,500円 (90分)、生ビール(プレミアムモルツ)※フードは別途注文(各500円)
ビアガーデン期間:2019年3月9日(土)~10月31日(木)
定休日:9月21日(土)~9月23日(月)
営業時間:土日祝12:00~20:00、平日16:00~20:00(両日ラストオーダー18:30)
HP:江の島ビアテラス

9.まとめ

ールを片手で持っているところ

夏はそれぞれのお店が特色あるビアガーデンやビアテラスを開くので、自分の用途や希望にあったビアガーデンを見つけられるといいですよね。

今回紹介した江の島ビアテラスは、女子同士やカップルなど少人数で、雰囲気よく落ち着いて飲めるビアガーデンでした。

私がビール3杯(他にサワーやワインなど)、友人はビール5杯ほど飲めたと思います。つまみが美味しくて止まらなかったのもありますが、ビアガーデンの解放感で落ち着いて楽しく話せたのが良かったです。

三杯のソフトドリンク

席予約は平日、土日祝含めて16時以降なら可能だそうです。夏には大人気になりそうなのでご予約は早めにした方が良いでしょう。

屋外で心置きなく飲める夏のビアガーデン探しの参考になりますように!