湘南平の「湘南リトルツリー」の文豪も愛したホットケーキレポ！

“ホットケーキ”と“パンケーキ”の違いはご存知でしょうか？

どちらも小麦を生地にして焼いたシンプルなケーキで、そんなに違いがあるようには見えません。

ただし、“ホットケーキ”というのは日本ならではの呼び方で、“パンケーキ”の一種という位置づけのようです。（パンケーキはフライパンで焼いたもの全般をさします）

流行が定着した感のあるパンケーキですが、一方で日本人にとって馴染み深い昔ながらのホットケーキも食べたくなりますよね♪

自宅でホットケーキを作られる方も多いと思いますが、プロの焼いたホットケーキも食べてみたいと思いませんか？

今回はプロの焼いた本格的なホットケーキを求め、平塚の湘南平の「ホットケーキパーラー湘南リトルツリー」にやってきました！

ホットケーキパーラー湘南リトルツリーへのアクセス

「ホットケーキパーラー湘南リトルツリー」は、平塚と大磯の間にある湘南平（高麗山公園）にあります。

というと、一見遠いイメージがあるかもしれませんが、平塚駅北口3番乗り場からバスで25分とアクセスは簡単！

ただし、平塚駅ー湘南台間のバス（平35：平塚駅北口―湘南平）はどちらも1日4本なので、お気を付けください。

＜平塚→湘南平＞9:00発、11:12発、13:12発、16:02発。※平日・休日ともに

＜湘南平→平塚＞平日9:40発、11:45発、13:45発、16:35発、休日9:35発（その他同じ）

お店はバス停の道を挟んで向かい側。30秒もかかりません。

ホットケーキパーラー湘南リトルツリーの雰囲気

リトルツリーの扉を開けると、柔らかな照明の光に照らされた、暖かな木の内装。

中央に設置されている二つの机は、それぞれ大きな一枚板のようでどっしりして安定があります。

席の間隔もゆったりしていて、居心地満点！

子どものいる家族連れにもおすすめのお店です。

カウンター席の前のしきりをみると、壁は可愛い木材のタイル調。

そう、リトルツリーの内装を彩る木材は、50樹種の街の伐採木を使用しているんだとか！

ナチュラルで落ち着ける空間は、こんなこだわりから来ているんですね。

ホットケーキパーラー湘南リトルツリーのメニュー

ホットケーキの種類は1種類のみ。
ただし、トッピングで生クリームやベーコンなどを乗せることができます。

大きさを選択することが出来るので、おなかのすき具合によって決めましょう！

• スタンダードサイズ（2枚）…600円（税込）
• ミニサイズ（2枚）…500円（税込）
• プチサイズ（2枚）…350円（税込）

一般的なパンケーキと比べたら、お値段はかなりお安め！

それぞれのパンケーキの具体的なサイズは、カウンターの上に置いてある実物で確かめられます。

プチサイズでもなかなか食べ応えがありそうですね。

ちなみに、リトルツリーのメニューには「むかしの味セット」（税込950円）というものがあります。

「ホットケーキスタンダードサイズ（2枚）」+「ベーコン（2枚）」+「ホットコーヒー」のお得なセットです。

実はこれ、「剣客商売」や「鬼平犯科帳」で知られる作家の池波正太郎さんの好みのホットケーキの食べ方なんだそう！

具体的には、ベーコンをホットケーキを挟んで、上からメープルシロップをかけるんだとか。やってみたくなりますね！

池波正太郎さんはホットケーキを生涯愛したことでも有名で、「むかしの味」というのも池波正太郎さんのエッセイのタイトルから来ています。

ちなみにホットコーヒーは「砂糖なしの」とあるので、文豪ごっこをするのならブラックでどうぞ！

ホットケーキパーラー湘南リトルツリーのフードレポート

私が、今回頼んだのは、「スタンダード（2枚）」600円（税込）です。

店員さんから「ホットケーキを1から焼きますので10分～15分のお時間を頂戴いたします」と前置きがあり、カウンターからはジュウジュウという音と甘い匂いが立ち込めます。

なんでも銅板で焼いているのだとか。

さてさて、出てきたホットケーキがこちら！白いお皿にぽてっと2枚重ねられたホットケーキ♪

こんがりと綺麗に焼けたホットケーキの上には、真ん中にどんぐりのマーク、葉っぱの形のバターも乗って可愛いっ！

家で作るホットケーキと異なり、むらなく均等に焼かれ、滑らかでぷくっと膨れています。

早速、ナイフでバターをぬりぬりぬり。ホットケーキの熱で良く溶けます。

口に運ぶと、サクっふわっ！んーこれこれ！

想像通りのふわふわの懐かしい触感。ああーこれが食べたかったんです！

素朴ながらも小麦のしっかりとした味とバターの風味がついたパンケーキは、上に乗ったバターを塗るだけでも充分美味しくてパクパク食べられちゃいます。

テーブルには調味料のように、備え付けの特製シロップと砂糖つぼがちょこん。

かけなくてもバターだけで充分すぎるほど美味しいのですが、一応こちらもたらーり。

もちろん美味しいに決まっています！

メープルシロップの濃厚な甘みにメロメロ～。

溶けたバター＆シロップのコンボにKOされちゃいました。うーん、ご馳走様！

まとめ

湘南平・高麗山は丘陵になっており、バスではなくハイキングコースで登る方法もあります。

一番簡単なコースは、大磯駅から1時間弱で山頂まで到着！

軽い運動にもってこいですし、頂上でこんなに美味しいホットケーキが待っていると思えば、山登りも楽しくなりそうですよね♪