江ノ電に乗って腰越観光。のんびり寺院巡りができるスポット7選

都心から電車に乗って1時間程度で行くことができる湘南エリアは、忙しいウィークデーを過ごすあなたを気軽にリフレッシュさせてくれるスポットが満載です。家族や友人と江ノ電に揺られながら、のんびり心やすらぐ湘南のお散歩はいかがでしょうか？　

江の島や鎌倉はいつも同じコースになってしまう、今まで歩いたことがない新鮮なコースを知りたい、そんなあなたに今日は江の島の隣「腰越」周辺のおすすめ穴場観光スポットをご紹介します！

1. しらす丼も食べられる穴場スポット「満福寺」

観光客が多く下車する「江の島駅」の隣「腰越駅」には、寺院仏閣が集中しています。駅から3分ほどに建つ「満福寺」は、奈良時代に開かれた歴史の深いお寺であり、源義経や武蔵坊弁慶とのゆかりがあると言われています。

敷地内にあるお食事処「義経庵」では湘南名物しらす丼が食べられます。駅近ながらも高台の上にあるため、腰越駅近辺のしらす丼のお店に比べて比較的空いており、知っておくとお得な穴場のお店です。

2. かつては寺子屋として学び場だった「浄泉寺」

次にご紹介するのは、海岸前の国道沿いに経つ、弘法大師が開いたとされる真言宗のお寺「浄泉寺」です。江戸時代に境内で開かれた寺子屋は、現在の鎌倉市立腰越小学校の前進とされる発蒙学舎へと発展したと言われ、本尊「左剣不動明王」は左に剣を持って腕を交差していることからその名が呼ばれています。

3. 江の島の絶景な眺望を望みたい「小動神社」

「小動」と書いて「こゆるぎ」と読むこちらの神社は、緩い坂道を上る小動山に建っています。こちらも国道沿いにありますが、鳥居をくぐって境内に入るとひっそりと静かな空間が広がり、時間の流れが止まったような落ち着いた雰囲気に包まれます。境内にあるベンチで休憩をしたり、展望台から江の島の眺望を堪能したりと、感じるままに過ごしたい神社です。

4. 文学通にも知られる「小動岬」

小動神社内から海側へ進むと小動岬です。「小動」の地名の由来は、岬の頂上に風もないのに揺れる美しい松があったことだそうです。太宰治が訪れていた場所として、文学に通じる人たちからも知られています。

5. 「腰越海水浴場」でのんびり砂浜散歩

腰越海水浴場は周辺の砂浜と比較して人も少なく、ゆったりお散歩したい方におすすめです。海水浴場隣の漁港にある「腰越漁業協同組合直売所」に立ち寄れば、名物の朝獲れ魚のフライが楽しめます。アジやイワシのフライはイートインもテイクアウトも人気です。

6. 山裾に建つ「宝善院」で持ち物不要の気軽にできる写経体験！

「腰越駅」から10分ほどの、奈良時代から続く歴史の深い「宝善院」では、毎月8日の朝10時から写経会が行われています。予約をすれば誰でも参加でき、１回のみの体験も可能です。道具もお寺で用意してくれるので、手ぶらで写経体験をしてみてはいかがでしょうか。心を落ち着かせて墨と筆を使って文字を書く時間は、日ごろの活字に慣れた生活のあなたへひと時の癒しを与えてくれます。

7. 四季折々の庭木麗しい「本龍寺」

日蓮宗の寺院で、日蓮宗本山である龍口寺を交替で管理した「龍口寺輪八ヶ寺」の1つです。小さなお寺ですが境内にはよく手入れのされた庭木や花の植えられた鉢があり、蓮やアジサイなどの季節の花が心と目を癒してくれます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。「腰越駅」は、江の島や鎌倉にはない静かで落ち着きのある穴場スポットがいくつも点在しているので、小さな楽しみを一つ一つ見つけながらのゆったり散歩は新しい発見もあっておすすめです。ぜひご家族や友人と、またひとり時間としてもお出かけのご参考にしてみて下さいね。