湘南の海を再現したえのすいの”相模湾ゾーン”のリアリティがすごい!

湘南は日本一の海水浴場です。夏に湘南の海水浴場に行って、友達や家族で海に入って遊んだことがある方も多いと思います。そんな湘南の海ですが、湘南の海はどんな形状をしていて、どんなお魚が生息しているのか、そんなことを気にしたことはありますか? なかなか湘南の海の生態系について考えることもないかもしれませんが、湘南に面した相模湾にも多くのお魚が生息しています。

新江ノ島水族館ではその立地の特性を活かし、「相模湾ゾーン」という展示を行なっています。今回はえのすいの数ある展示の中でも最大の見所である「相模湾ゾーン」についてご紹介します。


相模湾大水槽 – 相模湾ゾーン

相模湾大水槽

この相模湾大水槽の一番のこだわりは、「リアリティ」。そのためこの水槽には、相模湾に生息する生物だけが暮らしています。水槽の中も、江ノ島周辺の景観を再現しているので、来場客は自分がまるで海の中にいるのではないかと錯覚するほどです。相模湾大水槽は、新江ノ島水族館でもかなり人気の水槽になります。相模湾大水槽、きっと訪れたことがある人は真っ先に印象に残りやすい「マイワシの群れ」を思い浮かべるでしょう。

相模湾は国内有数のイワシの漁場でもあり、私達にはそのイワシの生体を普段見ることはありません。また長年の研究からイワシは回遊魚のため、なかなか飼育が難しいと言われはいますが、新江ノ島水族館では8,000匹も飼育され、その大群のうねりはなんとも幻想的な風景で注目してほしいポイントです。新江ノ島水族館では、イワシの生体を知ることができる技術を日々進歩させています。

相模湾大水槽では、展示している魚の種類は90種20,000匹にもなります。水槽の総容量は1,000t。色々な角度から、来場客が楽しめるようにできる水槽になっているのも魅力の一つ。

相模の海の水槽群 – 相模湾ゾーン

相模湾ゾーンの魅力は沢山あります。関東近郊でこんなに綺麗な岩礁やサンゴがみられるのかと思うほど目を奪われる水槽が沢山。また、珍しい魚も見ることができます。約10個の水槽があり、より相模湾ゾーンを詳しく知ることができますよ!

岩礁水槽

岩礁水槽

この水槽ですぐに目につくのは、まるで水中の森林のような世界です。この水中の森林のような世界を再現しているのは、江ノ島南岸周辺に生息しているアラメ、カジメの海藻類です。

その他の小型の藻類は、水槽で自生して育ったもの。こうした海藻類達の役目は、魚たちの住居として、また産卵場所として、魚たちのエサの場所、それを求めに来た魚や、その他の生命体を狙いに来たものが往来し、命の躍動を肌で感じ、見られる場所でもあります。

季節来遊魚水槽・海流マップ

季節来遊魚水槽

さて、相模湾を知るうえで海流マップは重要な役割をしています。相模湾は、いくつかの水が層状になっているのはご存知でしょうか。「黒潮(暖流)」「親潮(寒流)」「深層水」の3つの層からなっています。

また、季節来遊魚水槽には、季節ごとの移りかわりに相模湾にやってくる魚たちを紹介してくれています。相模湾に往来する熱帯系、冷水系の魚の様子が学べるいい機会になりますよ。

海岸水槽

海岸水槽

まるでキャンパスの絵のような色とりどりの色彩豊富な海岸水槽。相模湾は浅瀬、遠浅の砂浜などによって形成されています。またこの相模湾、自然の恩恵のまま状態で残されているのは、ありがたい相模湾の特徴です。

相模湾は意外にも沖合に綺麗な色のサンゴやヤギの仲間が群生していて、春になると稚魚たちの住み家になります。この海岸水槽では、干潟、アマモ場、サンゴやヤギの群生地を見ることができ、とても魅力的ですよ。

シラス展示

シラス展示

湘南の名物と言えば「シラス」ですよね。湘南周辺にはいたるところにシラスを売りにした商品が沢山見かけます。新江ノ島水族館はシラスを生きたまま展示したいという強い信念があり、2013年より研究を本格的にスタートし、沢山の研究がおこなわれてきました。現在ではシラスの親魚のカタクチイワシの展示に成功し、注目を集めています。

世界発のシラス展示に向けて、より一層研究がされ、さらなる技術向上がされていくことでしょう。今後の新江ノ島水族館のシラスの展示に注目が集まります。

沿岸水槽

沿岸水槽

相模湾に生息する生き物たちを、水深別に観察することができます。館内のスロープを下るとそれにあわせて辺りは暗くなり、より一層リアル感を増していけるよう、水深と水温が下がっていくように工夫した展示がされています。

この水槽には、普段私達が全く目にすることがないような深海魚や珍しい魚が展示されています。漁師さんから寄付された魚が一番この水槽に多く展示されるようです。スロープの一番下まで降りると、そこは深海の世界。世界で一番大きいとされるカニ、タカアシガニがあなたを待ちうけていますよ。是非、楽しんでみて下さい!

相模川 – 相模湾ゾーン

相模川

相模湾の豊かさは、相模川などその他多くの川によって保たれています。川魚は、敏感に水流や水位、水温を感じとり移動して暮らしています。なかなか私達が知ることができない川魚の生態や暮らしの様子を新江ノ島水族館が再現してくれています。

これをみて、私たちが何気なく風景としてみている相模川やその他の川は、相模湾のため、川魚たちのためにも、日々日頃から清潔に保たなければいけないなと再認識をさせてくれるでしょう。

湘南の海を知ってほしい

いかがでしたか?新江ノ島水族館だからこそ実現できる相模湾水槽です。身近にある湘南の海の中を体験できるので、自然に興味を持つきっかけにもなります。今までの水族館とは一味違った体験をしてみたい方にはオススメですよ!

また、ここで紹介した「マイワシの大群」の他、「クラゲファンタジーホール」、イルカやクジラ、アシカが競演するショースタジアムなどもあります。駅からも徒歩で行けてアクセスもいいので、お休みのときに新江ノ島水族館でワクワク体験をしみてはいかがでしょうか。