「松壱家」という家系ラーメンのお店を御存知でしょうか?
「藤沢が本店でしょ?」「茅ヶ崎でもみたな」「家系本場の横浜にもあったよ!」など、湘南に住む人なら見覚えのあるラーメン屋かもしれません。
「松壱家」は、1998年県藤沢市に第1号店がオープンし、湘南・横浜エリアを中心に店舗を増やしています。
そんな「松壱家」は、平塚にも進出しています。
実は「松壱家」の最初の支店が、2003年に開店した「松壱家 平塚店」であり、平塚でも16年の歴史を誇ります。
果たして藤沢にある「松壱家本店」と比べて「松壱家 平塚店」にはどんな違いがあるのでしょうか?
違いを比較すべく、「松壱家 平塚店」で実際に食べてみましたので、その内容を詳しくご紹介いたします!
ちなみに、「松壱家 藤沢本店」の記事はこちら!
松壱家 平塚店へのアクセス
「松壱家 平塚店」は、JR平塚駅の西口改札から徒歩1分の位置にあります。
お店への行き方は、JR東海道線平塚駅の西口改札を通って、右側の北側出口の階段をおります。
そして、出口から右側の「王将」がある通りを30秒ほど進むと、すぐに松壱家の赤い看板が見えてきます。
向かって左側に見えるLAWSONの前にある横断歩道を渡れば店の前に出ます。
本店との違いその壱
「松壱家 平塚店」は、平塚駅西口から徒歩1分なので、藤沢駅から徒歩5分である「松壱家本店」よりも「駅から近い」ことが特徴です。
また、「松壱家 平塚店」の営業時間は、月~土・祝前日が翌3時まで、「松壱家本店」は翌2時までなので、少しだけ遅めです。
そのためより幅広い層が訪れやすく、居酒屋などがある繁華街のすぐ近くであるため、飲み会の締めの一杯にとしてもよく使われる店となっています。
住所 | 平塚市紅谷町8-8 |
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電話番号 | 0463-23-9008 |
営業時間 | (月~土・祝前日)11:00~翌3:00、(日・祝日)11:00~翌2:00 |
定休日 | 水曜日 |
駐車場 | なし |
公式サイト | http://www.matsuichiya.com/menu.html |
松壱家 平塚店の雰囲気
「松壱家本店」同様、赤く輝く大きな看板に黒字の『松壱家』の文字が夜にはとても目立ちますよね。
「松壱家 平塚店」のお店の前には円柱形の灰皿と喫煙者用の小さいベンチがあり、店内は完全禁煙です。
来店するとすぐに厨房の店長と女性店員さんの元気の良い挨拶がありました。
店内にカウンター席は7席あり、テーブル席は2卓で、どちらも明るいオレンジが映えます。
平日夜でしたが、店内には先客2名の男性がおり、両者とも食べ終わるとすぐに退店していたので、回転率が高いお店のようです。
テーブルには、故障、醤油、酢、ラー油と餃子関連の調味料と、ニンニク、豆板醤、高菜と横浜家系ラーメンにぴったりなラインナップがずらり。
調味料に関しては基本的には「松壱家本店」と変わらないようです。
本店との違いその弐
「松壱家 平塚店」は、湘南ベルマーレ推しということが特徴です。
テーブル席の壁には「ラーメン松壱家は湘南ベルマーレを応援しています」との黄緑色のTシャツやJリーグの黄色い大きな旗などが飾られています。
また、メニューの下にもさりげなくベルマーレ選手たちのポスター(?)がはられており、BMW スタジアム平塚もあるため、「これぞ平塚のお店!」という特徴ですよね。
それというのも「松壱家」自体が湘南ベルマーレのスポンサーで、「ベルマーレフードパーク」にも出店しているそうです。
松壱家 平塚店のメニュー
松壱家グループは、店舗によってメニュー及びトッピング、販売価格が異なっています。
「松壱家 平塚店」の店外ある看板のメニューには、わかりやすく4種類のみでした。
「醤油豚骨ラーメン」「塩豚骨ラーメン」「味噌豚骨ラーメン」、そして「極み鶏ラーメン」の4種の並と大です。
トッピングとサイドメニューもありますが、正直に言えばこの看板自体には特徴的なものはありません。
「松壱家本店」で販売している「豪麺」というメニューも、以前は平塚店でも販売していたそうですが、2019年12月時点ではなくなっていました。
ラーメンを券売機で購入するところは本店と一緒ですが、メニューの種類が少なめなので、券売機の画面はシンプルでわかりやすいです。
「セットメニュー」、下が「単品メニュー」に分かれており、右下に小さめに「サイドメニュー」と「トッピング」があります。
メニューを選び、券を購入すると女性店員さんが席に案内してくれてから、「麺の硬さ、味の濃さ、油の量」の好みを聞いてくれました。
本店との違いその参
「松壱家 平塚店」には、限定メニューがあることが特徴です。
券売機で券を購入してから気づいたのですが、カウンター席に座ると「平塚店限定 炙りチャーシュー丼」(税込300円)や「スノーアイス」(税込300円)のメニューを発見しました!
確かに外の立て看板や券売機のホーム画面にこれらのメニューの記載はなかったものの、実は店内の壁や店舗の外には限定メニューが貼られています。
これから「松壱家 平塚店」に行こうと思っている方は、平塚店限定メニューをお見逃しなく!
松壱家 平塚店のフードレポート
「松壱家」のスープは、本店で仕込んでいた製法をそのままに製造工場で作ったものを各店舗で使用しています。
そのため、平塚店でも本店同様の質の高いスープを味わうことができます。
家系ラーメンといえば「醤油豚骨」が基本ということで、私自身はこれまで「松壱家」では醤油豚骨しか頼んだことがありませんでした。
しかし、「松壱家 平塚店」でオーダーしたのは、初の「極み鶏ラーメン」(税込800円)という鶏白湯ラーメンです。
このメニューは、元々は「藤沢南口店」と「平塚店」限定だったとか。
正直、「松壱家」の濃厚こってり醤油豚骨ラーメンの味を舌が覚えているだけに、鶏白湯の味が想像できませんが、果たしてどんな味なのでしょうか。
極み鶏ラーメン
それでは、こちらが「極み鶏ラーメン」(税込800円)です!
注文時は店内に私一人だったため、5分もしないうちに着丼です。
「お好みでレモンをかけてお召し上がりください」とのことで、丼と一緒にレモンも。
まず、びっくりしたのがスープの色です。
え?真っ白?丼の色も白なので、写真にするとお皿に具材だけ乗っているようにみえます。
具材は鶏チャーシュー、青ネギ、玉ねぎ、フライドオニオン、味付け卵半分、サニーレタス、見た目のバランスはいいですね。
レンゲでスープをすくってみると、乳白色のスープはとろっとクリーミィに泡立っており、油もきらきらしていますね。
そのまま、口の中へ…。
すると、まさかの「ガツン」という「家系ラーメン」のような衝撃が走ります。
もちろん、醤油豚骨ではなくしっかり鶏白湯の味なのですが、鶏白湯で麺にからみつくぐらい濃厚なスープは初めてです!(もしかしたら豚骨も入っているのかも)
九州鹿児島の厳選された丸鶏を使用しているそうで、鶏の旨味がフライドオニオンや鶏チャーシューとの相性もよいです。
決してあっさりとは言えないのですが、「松壱家のメニュー」の中では確かに一番あっさりしています(笑)
麺はもちろん、松壱家お馴染みの噛みごたえがありモチモチした中太麺です。
少し食べ進んだところで、さっそくレモンで味変することに。
ラーメンの上でぎゅっと絞ると、レモンの爽やかな香りが広がります。
そのまま改めて、極み鶏ラーメンを頂くと爽やかな口当たりに。
醤油とんこつラーメンでの味変では、高菜やニンニクにしていましたが、さすがに鶏白湯では思いとどまりました。
完食!ごちそうさまでした!
まとめ
「松壱家」では、たまに「店舗限定」や「期間限定」の麺が食べられるなど、店舗により対象のメニューが異なります。
だからこそ、公式情報をチェックしたり、直接いろんな店舗に足を運んでみたりするのも楽しいですよ♪
また、毎月1日は「松壱家の日」で全ての店舗でラーメン(並)が一杯500円で食べられますのでお見逃しなく!