時折暑さが戻りつつも朝晩は冷え込むようになり、ようやく秋らしくなってきましたね。
ラーメン好きにとっては、益々ラーメンが美味しくなる季節の到来です。
今回は、辻堂駅から徒歩12分の“麺処そばじん”へやってきました。
“麺処そばじん”は、フジテレビの「ぶらぶらサタデー」の「タカトシ温水の路線バスで!【夏の湘南グルメ!】」で、温水さんおすすめのラーメン屋さんとして紹介されています♪(2019年8月17日放映)
なんといっても最大の特徴は「焼き鳥屋さん」(辻堂駅徒歩1分「串処 鳥人」)が営む「ラーメン屋」というところでしょう!
一体どんなお店で味なのでしょうか?
詳しくレポートしていきます!
※記事内の価格は全て2019年10月時点の税込価格です。
麺処そばじんへのアクセス
まずは、辻堂駅北口から階段を降りて、左側の線路とテラスモールの間の道を進みます。
歩道橋のある辻堂駅西口(北側)の先まで行くと、四つ角交差点になっていますので、横断歩道を渡って正面の赤松通りを道なりに進んでください。
ここから10分ほど歩きますが、セブンイレブンやクリエイトがある住宅街なので、夜でも人通りも多く明るい道です。
お店は赤松通りの右手にあります。
【住所】神奈川県茅ヶ崎市赤松町3-1
【電話】0467-39-6808
【営業時間】11:00~2:00(L.O.1:30)
【定休日】無休
【アクセス】辻堂駅から徒歩12分
【駐車場】4台
【公式サイト】麺処そばじん
麺処そばじんの雰囲気
麺処そばじんの外観は、黒い建物の上部に大きくドーン!と白色の鶏の文様があり、入口近くに「麺処そばじん」の名前入りの赤紫のれんがかかっています。
遠くからでも見つけやすいですよ。
黒い壁に温もりのある木製テーブルや椅子の店内は清潔で広々としており、とても居心地の良い空間でした。
テーブル4卓とカウンター10席ですが、カウンターからはガラス越しに湯気が立ち込める厨房を間近で見られます。
平日夜に訪れたのですが、すでに満席状態で賑わっていたためカウンターへ。
麺処そばじんのメニュー
入ってすぐの看板には、2019年10月の増税による価格変更のお知らせと、季節限定の「柚子そば」の紹介がありました。
入口横の券売機から食べたいメニューを選び、食券を購入して店員さんに渡す方式です。
と言っても、メニューは基本的にわずか三種類!
「焼めし」750円と「黒胡麻担々麺」920円と「鶏そば(鶏白湯)」820円です。
それに加えて、2019年10月時点では季節限定の「柚子そば」もあります。
麺処そばじんでは、春、夏、秋、冬と全く異なる限定麺があるそうで、「柚子そば」は秋限定メニューです。
また、カウンターの下にはメニューの一押しポイントや、おつまみの紹介なども。
調味料は黒い壺に入り、酢、ラー油、おろしニンニク、粗挽胡椒でした。
麺処そばじんのフードレポート
いくら3種類(+1種類)しかないとはいえ、こちらは2人でお邪魔したためどれを頼むか迷いました。
どれも気になりましたが、今回選んだのは「鶏そば」820円と「柚子そば」910円の2種類です。
柚子そば(秋限定メニュー)
5分ほどして先に来たのは、季節限定の柚子そばです。
まず、見た目の彩りの美しさが素晴らしい!
真ん中にあるのはもちろん刻んだ柚子で、その鮮やかな黄色がはっと目をひきます。
糸唐辛子の赤、鶏生ハムの薄ピンク、ナルトの鮮やかなピンク、水菜の黄緑、白細ネギの白、そして柔らかな乳白色の鶏スープ!
白器に、黒いレンゲというのもまた引き立ちますね。
さて、お味はいかに?
まず、スープを一口すすると柚子の爽やかな香りと刻み柚子のしっかりとした酸味を感じられます。
しかし、酸っぱすぎるわけではなく、あくまでも主役は鶏スープなので塩仕立ての鶏スープの旨味も存分に感じられる爽やかなお味です。
スープでほんのり温められた鶏生ハムからも、直で鶏の旨味が味わえるので満足感があります。
高知県の柚子エキスを使っているのだそうですが、酸味には棘がなく柔らかみがありとても上品です。
麺は中細麺であまり縮れてはおらずストレート、するする食べられます。
個人的にイチオシなのが、一見スープの色に紛れていて見つからない自家製メンマです!
通常の太くてコリコリしたものではなく、ここのメンマはふわふわくにゃくにゃした細切りのもの。
このメンマがスープや麺と文字通り絡んで本当に美味しいのです♪
鶏そば
鶏そばは少し遅れて、8分ほどで着丼。
こちらは鉄鍋でぐつぐつと湯気がでている状態で運ばれてきました!!
それだけでもインパクト抜群ですが、鉄鍋の中のラーメン自体も目を引きます。
具材は、味玉、糸唐辛子、鶏チャーシュー、白細ネギ、水菜、金針菜…と思ったのですが、あとで麺の中からツルっとしたワンタン1個が出てくるサプライズも!
しかし、流石鉄鍋です。
出てきてすぐはスープがグラグラと沸き立ち熱々です。
スープにすぐに口をつけるのも恐る恐るという感じですが、少しだけフーフーして味わってみました。
すると、暑いながらも口の中に鶏の優しい味がじわーっと広がります。
と言ってもクリーミーすぎるわけではなく、どちらかと言えばあっさりしていて飲みやすい!
ん?この感じ…この味…どこかで味わったことがあるような、と思いながら食べていたのですが、食べ終わったあとに気づきました。
「水炊き」ですね!
しかも、水炊きの〆のラーメン!!
この旨味たっぷりだけれどもあっさりして、お腹にするすると吸い込まれる感じは「飲み会や鍋の後の〆のラーメン」の満足感と幸福感ですね。
鍋で提供されてこその感想かもしれません。
ところで、私は初めて食べたのですが「金針菜」という具材は、しゃくしゃくした歯ごたえの野菜なのですが、ラーメンではあまり見かけない具材ですよね。
なんでも漢方食材にも使われている栄養たっぷりの野菜なんだとか。
自家製メンマといい、隠れたワンタンといい、麺処そばじんは具材にもこだわりがあるようでした。
最後まで熱々と食べられたので、冬にもう一度来店して温まりたいですね。
次は、門外不出の「黒胡麻担々麺」920円にチャレンジ予定です♪
まとめ
お店から出ると夜風が冷たかったのですが、身体はポカポカ温まっていました。
季節を感じられる限定麺に、3種ながらもこだわり抜いたラーメンと焼きめし。
これならファンが多いのも納得です。
これからの季節、鉄鍋の熱々ラーメンは特におすすめなので、是非一度足を運んでみてくださいね!