2018年7月、藤沢市弥勒寺に、フランス菓子のお店『キュイソン』が開店しました。有名パティシエ・川崎達也氏が手掛けるこちらは、築92年の古民家を改装したパティスリーです。世田谷区奥沢、茨城県ひたちなか市をへて、ここ藤沢の地でオープンしました。
繊細でうつくしいケーキは、五感すべてで楽しむことのできる、幸福な逸品です。焼き菓子やジャムなども販売され、宅配も対応しています。
今回は、そんな『キュイソン』のケーキと焼き菓子をテイクアウトしてまいりましたので、さっそくレポートいたします!
1.お店へのアクセス
藤沢駅より徒歩15分ほどで、お店に到着します。
少し距離があるので、バスや車でのアクセスがおすすめです。
【バスをご利用の方】
藤沢駅より江ノ電バス 北口9番乗り場 大船行きか四季の杜行き
『弥勒寺』下車、徒歩2分
【車をご利用の方】
無料駐車場 5台
2.お店の雰囲気
レトロな門のそばには、おすすめ商品などが描かれた看板があります。手描きでとってもかわいい!
こちらを通り抜けると、大きくて立派な古民家が見えてきますよ。こちらが、キュイソンの店舗です。
看板がないと、お店がどこにあるか分からないほど、近隣の住宅になじんだ古民家です。隠れ家という言葉が、キュイソンのためにあるのではと思えるくらい、ひっそりとした佇まい。お庭も、素朴ながらしっかりと手入れされているなという印象です。
シェードの奥に、入口があります。
店舗の中は、外観からは想像がつかない、とてもシックなインテリアです。壁は上品なブルーグレー、たくさんのアンティーク調の小物がディスプレイされていて、とてもおしゃれですよ。
ショーケースの横にはカフェスペースもありました。テーブルのお席と、お座敷のお席があるそうです。古民家のお座敷でいただくケーキ、なんとも風流ですね!
3.ケーキ・焼き菓子レポート
今回は、2つのケーキと3つのスイーツを購入してきました!
3-1.リヴィエラ
リヴィエラ 490円
グリーンとホワイト、レッドの色合いが華やかでうつくしいリヴィエラ。ラズベリークリームとライムのムースに、バジルとミント風味の生地が合わせられています。
箱から取り出すと、まず甘酸っぱいラズベリーとバジルの香りが鼻にすっと抜けていきます。一口食べると、ライムの酸っぱさが広がり、とてもさわやか。
バジルが使われているので、スパイシーかと思いましたが、香りだけでした。甘すぎず酸っぱすぎず、マイルドで食べやすいケーキでした。
3-2.ルーチェ
ルーチェ 540円
とてもスイートなミルクチョコレートのムースで、エスプレッソ風味のクレームブリュレとココナッツクリームが包まれています。
ミルクチョコレートのムースは、舌にのせるとすぐにとけるくらいふわふわです。そこに、少し苦みのあるブリュレとココナッツがいいアクセントになっていました。とてもやわらかいのに、しっかりと甘いので食べ応えのあるケーキだと感じました。
3-3.くるみのグラッセ
くるみのグラッセ 590円
雑誌にも掲載された、クルミのグラッセ。香ばしいくるみにコーヒー風味のシロップが糖衣されています。
ちょっと苦いけどほんのり甘く、どんどん手が伸びてしまいます。カフェタイムはもちろん、お酒といっしょに食べるのもよさそうだなと感じました。冷蔵庫でよく冷やして食べると、よりおいしかったです。
3-4.サブレママン・ヴァニーユ
サブレママン・ヴァニーユ 2枚入り 180円
アーモンドとバニラが香るサブレです。ほどよい甘さとさくさくな触感が楽しめます。食べやすく甘すぎないので、子どもに食べさせても安心だと思いました。
3-5.マドレーヌ・クラシック
マドレーヌ・クラシック 200円
定番のマドレーヌは、納得のおいしさでした!ほんの少し、アクセントで香るレモンとしっかりと香るバター。生地はとてもしっとりとしていて、食べごたえばっちりです。
4.店舗概要
【営業時間】110:00 – 19:00
【アクセス】
JR東海道線・小田急江ノ島線・江ノ島電鉄 藤沢駅より 徒歩15分
【住所】神奈川県藤沢市弥勒寺2-5-10
【電話番号】0466-76-5060
【公式ホームページ】http://cuisson.jp/
まとめ
数多くのスイーツ店がある藤沢でも、ここまで本格的で手の込んだパティスリーはなかなかないと思います。
繊細でうつくしいケーキやスイーツを、五感すべてで楽しんでください。
みなさんもぜひ、キュイソンに行ってみてくださいね!
記載の値段は、2018年9月現在のものです。